夏季休業前集会を終えました

平成24年7月27日(金) 夏季休業前集会がありました。

昨日は、教育研究大会があり、仲間とともに学び合い、高め合うことができ、

附属札幌中学校の良さを全道。全国へと発信することができました。

Ⅰ期のまとめにあたり、夏季休業前集会では、生徒会の黒畑 柚乃月さんが、生徒代表としてお話をしてくれました。

黒畑 柚乃月のお話

皆さん、こんにちは。明日からついに待望の夏休みですね。夏休みまで時間が経つのが早く感じたな、という人も少なくないと思います。委員会・専門局会が決まり、各学年の宿泊行事も無事終了しました。生徒総会やテストもありその直後には梨花女子中の来校・訪問、インドからも訪問団が来校しましたし、そして昨日には研究大会も行われました。
ところで皆さんはこれらの全ての行事に悔いを残すことはありませんでしたか?私は悔いが残ったことがいくつもありました。生徒総会では準備がままならず多くの打ち間違いをしてしましました。梨花女子中との交流では仲間内の連絡が不十分で質を高くすることができませんでした。私が、そし皆さんが悔いを残すことなく行事を終了するためには何が必要なのでしょうか?
「僕らの出会いを誰かが別れと呼んだ」「僕らの別れを誰かが出会いと呼んだ」
森山直太郎さんの「虹」という曲の歌詞です。私はこの歌詞は出会いと別れは繋がっているものであり、表裏一体であるということを表しているのだと思います。私たちの毎日も常に始まりと終わりが交互にやってきます。始まりが来て、終わりが来て、始まりが来て…その繰り返しです。附属中では行事の後にすぐ行事があるということが良くあると思います。行事の始まりを適当にやり過ごしてしまうこと、このことは悔いを残してしまう一因であるように私は思います。
先ほどの歌詞に戻りましょう。あの2つの歌詞を私たちの毎日の始まりと終わりに置き換えてみると、私たちの様々な始まりは終わりが来てしまうものだ、私たちの様々な終わりは次の始まりに繋がっている、このように言えるのだと思います。様々な行事の私たちは始まりには良く決意表明をシラバスなどでしますね。終わりは次の始まりに繋がっています。そして終わりには常に課題が付きまとうものです。私たちの始まりに前の行事での課題を生かそうとしなければ決意表明は意味をなさないのではないでしょうか?自分の課題にしっかりと目を向け改善していこうと思えること、それは成功へと向かっていく一つの道なのだと思います。
そして様々な行事には終わりがあります。始まりに決意したことを終わりにまで引き継ぐことが行事の成功にまた不可欠なことといえると思います。私はそのためには計画と瞬間を大事にするべきだと思います。終わりはすぐにやってきてしまうものです。皆さんも今までの行事の中でそのように感じたことはありませんか?自分たちの行事で与えられた時間を守っていくために計画が必要であり、すぐに過ぎ去ってしまう一瞬一瞬を大切にすることで有意義な時間を過ごせるのだと思います。
「初志貫徹」この言葉も始まりの大切さを表していますよね。始まりを大切にした附属中はきっとさらなる成長が期待できると思います。夏休みが始まります。夏休みが終われば文化祭と合唱祭の準備が始まります。ぞれぞれの始まりを大切にしていきましょう。
これで終わります。